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2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『華陽国志』巻三「蜀志」ふんわり和訳

一、蜀が国をなすことは早くも人皇の時代からであり、蜀と同じ園地であった。黃帝にいたり、子の昌意のために蜀山氏の娘を娶り、子の高陽が生まれた。これが帝嚳(ていこく)である。その支族を蜀に封じ、代々侯伯となった。夏、商、周を経て、周の武王が紂を…

『華陽国志』巻二「漢中志」ふんわり和訳

一、漢中郡はもとは庸国【の付属】〔地である。周の匡王二年に巴、秦、楚が庸を滅ぼし、その地を分けて〕〔秦、巴〕に属するようになった。〔六国の時、楚は勢いがあり盛んで、その地を攻略して所有した。後に蜀となった。〕〔長らく係争地であった。〕周の…

『華陽国志』巻一「巴志」ふんわり和訳

一、堯の頃、天をつくほどの洪水があった。鯀は治水を試みたが成果があがらなかった。禹が事業を継ぎ振興させた。河を導き水の通り道を作り、もろもろの川を修復し治めた。天下を経営し、九つの地域があったので九州を設置した。仰いでは征伐を拝命し、俯し…

華陽国志全訳について

中林史朗先生の『完訳 華陽国志』が志学社から2023年3月に刊行されるそうです。 お値段が税別4600円、厚さ22mmと比較的お手頃(←何との比較かって話ですが)のようですから、ご興味のある方はそちらをぜひ!

国立国会図書館の「個人向けデジタル化資料送信サービス」とは?利用資格や利用方法は

国会図書館の電子化資料には、著作権者の同意がとれていない等の理由からオンライン公開されていない資料も多いですよね。令和4年5月19日(たぶん)から、絶版等の理由で入手が困難な資料を対象に「個人向けデジタル化資料送信サービス」が始まり、利用資格の…

当ブログについて

このたびは当ブログ「ふんわり漢文」をご訪問下さりありがとうございます。ブログ管理人の居林(いばやし)里和(りか)と申します。こちらは私が面白いと思った漢文をふんわりと読んでいくブログです。素人が趣味で読んでいるだけですので訳や訓読や解釈が…

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